【2022年版】お通夜・お葬式の持ち物チェックリスト

もしものとき冠婚葬祭

■本記事では、お通夜・お葬式で必要な一般的な持ち物を紹介します。厳密には、マナーや必要な持ち物は宗教や宗派、立場、地域の風習によって異なるため、適したものを選ぶ必要があります。

■お通夜(つや)
お通夜は、葬儀や告別式よりも先に行われます。故人の家族・親戚、友人、仕事関係者など、親しかった人が参列し、焼香を行います。開始時刻は夕方(18時~19時)であることが多く、時間は1時間程度。従来は通夜振る舞い(参列者に対する料理など)が用意されることが一般的でしたが、コロナ禍で、感染症対策のため行われなかったり、弁当の持ち帰りなどで対応するケースも増えました。

お通夜に参列するときの服装は「準喪服」(一般的な喪服、ブラックスーツ・ブラックフォーマル)で、急な参列の場合や喪主側から「平服」を指定された場合は「略喪服」(紺、グレーのダークスーツ・ワンピース)でも良いとされています。学生の場合は制服やリクルートスーツで問題ありません。

■お葬式(そうしき)
お葬式というと基本的に、葬儀と告別式のことを指します。葬儀と告別式は厳密には区別されるものの(葬儀=宗教的な儀式、告別式=社会的な儀式)、葬儀後すぐに告別式が続いたり、葬儀に告別式を含めるケースも多いです。お通夜の翌日に行われます。

お葬式の服装は「準喪服」。ちなみに黒いスーツなら何でも良いわけではなく、喪服のスーツとビジネス用のスーツは、同じ黒でも色味が異なります。喪服は深い黒色で光沢がありません。

*お通夜もお葬式も、主張や派手さのない黒系統の服装・持ち物が基本で、できる限り持ち物を減らしましょう。

参列に必要な持ち物 / 基本的な持ち物

 
 
 
 
 
 
 

■どちらも参列する場合は、お通夜で渡すのが基本です(地域によって多少異なる)。葬儀告別式では記帳のみ行います。なお、2回包むことはNGです。

身に着けても良いが、気を付ける持ち物

華美な装飾品はNG
 
 
 
 
 

■ゴールドの時計はNG。シルバー、もしくはシンプルなものを。
■結婚指輪はOKだが、それ以外のファッションリングは避ける。
■ネックレスは大きなもの、二連は避ける。真珠・黒真珠はOK。
■揺れるイヤリング、ピアスはNG。着ける場合も真珠が無難。
■髪はまとめる。ヘアピンやヘアゴムなど控えめなものはOK。
■ブレスレット、ネクタイピン、カフスなどは基本的にはNG。
■ネイルチップやマニキュアは避けるか、手袋を持っておく。

持っておくと便利なもの / 必要な人には必要なもの